私は2022年4月より、ドイツで不妊治療をしています。
ただでさえ思い通りにいかないことが多い海外生活…
ましてや病院関連は1番ハードルが高いのに、言葉の壁がある中での不妊治療…
考えただけで不安でいっぱいですが、実際のところドイツでの不妊治療はどんな感じなのか、ブログを通してお伝えしていければいいな~と思っています!
あくまで私たちの場合はこうだったよ!ということなので、その点はご了承いただけますと幸いです!
ちなみに不妊治療は現在進行形なので、複数回に分けての投稿になります!
初めに
もう皆さんご存知かもしれないので、ドイツの不妊治療について軽~~くご説明します。
ドイツ語で不妊治療は「Kinderwunsch(キンダーヴンシュ)」といいます。
直訳すると、「子供を望む」ですね!
不妊治療クリニックは「KinderwunschPraxis」「Kinderwunschklinik」「kinderwunschzentrum」等、色々あるみたいですが、私が通っているクリニックは「KinderwunschPraxis」なので、当ブログではそれで統一しています。
また、ドイツでは25~40歳までの女性は、体外受精+顕微授精 計3回まで、約半額が保険でカバーされます!
不妊治療の保険適用について、blumenwiese様のブログが大変参考になりましたので、リンクを貼らせていただきます。
分からないことがあったときは、ドイツ移住者の皆様のブログにとても助けていただいてます…感謝…!
※2022/9/5(月) 採卵日に、顕微授精の保険適用についての説明がありました。
詳しくは「ドイツで不妊治療!採卵の流れ」をご覧ください。
これまでの流れ
- 2021年1月 妊活開始
- 2021年10月 KinderwunschPraxis 予約
- 2022年1月 町の婦人科受診(複数回)
- 2022年4月 KinderwunschPraxis 初診
- 2022年4月~8月 タイミング法(計4回すべて陰性)
- 2022年8月~ 体外受精開始
不妊治療に限らず、ドイツでは初診で病院に行けるまでにかなり時間がかかることが多いです。
日本のように予約不要で当日病院に行って診てもらう…なんてことはほぼできません。
皮膚科は3ヵ月待ちでしたし、上記の時系列の通り、KinderwunschPraxisの予約から初診まで6ヵ月かかりました!!
他のクリニックのことは分かりませんが、思い立ったら即予約した方がいいかもしれません…
ちなみに本来であれば、
① 町の婦人科を受診し、不妊について相談する
↓
② 婦人科医の診察および不妊治療についての説明を受けた後、紹介状を書いてもらう
↓
③ KinderwunschPraxisを予約する
という流れだったようですが、私たちは先に自分たちでKinderwunschPraxisを決め、初診の予約をした後で町の婦人科にかかったため、通常と異なる順番になってしまいました。
この婦人科では「ここ半年程度で経血量がすごく少なくなり、生理が2日程度で終わってしまうこと」「1年間全く子供ができないこと」について相談し、約3ヵ月間、血液検査/ガン検診/卵胞チェック/タイミングの指導等で通院しました。
が、今思えば4月からKinderwunschPraxisに通うという具体的な話はしていませんでした。(なぜだろう)
結果として、この婦人科に数回通院した後、特に何も言わず通うのを止め、4月からKinderwunschpraxisに通い始めた形となりました。
Kinderwunschpraxisでの検査結果等は全てメールでこの婦人科医にも共有されているので、メールが来て初めて「この患者最近来ないと思ったら、Kinderwunschpraxisに通い始めてたんだ~」と知った感じでしょうか…?
このような経緯でしたので町の婦人科医の紹介状もありませんでしたが、KinderwunschPraxisを受診する上では特に問題ありませんでした。
現在のKinderwunschPraxisに決めた理由
私たちがこのKinderwunschPraxisで不妊治療することを決めた理由は、大きく下記の2点です。
・夫の知人がここで治療し、子供を授かったこと
・口コミが良かったこと
ちなみに先日、夫が高度不妊治療の保険の申請をしにAOKの窓口に行った際、窓口のおばさんが
ここのKinderwunschPraxisは腕がいいよ、良い選択したね!
私が保険の申請を受け付けたカップルたちは、ここで全員妊娠したよ!
と言っていたそうです!
これは期待できるハズだ!(笑)
KinderwunschPraxis初診
2022年4月の初診の際は、夫婦揃ってKinderwunschPraxisに行きました!
院長は優しく穏やかなドイツ人男性で、親身に私たちの話を聞いてくれました。
・1年以上子供ができないこと
・町の婦人科では「何も異常は見当たらない」と言われ、タイミング法を3回試したこと
・自分の体調や生理の状態から考えて、不妊の原因は自分にあると思われること
・年齢も年齢なので(33歳)、すぐにでも高度不妊治療をしたいこと
・私に日本での婚姻歴があり、当時も人工授精までやってみたものの、子供ができなかったこと
上記の内容を事前に詳細にメモにまとめておき、当日院長に伝えました。
ですが、「女性の焦りはよく理解できる。ただ、保険を使いたいのであれば、最初はやはりタイミング法から始めないといけない」とこと。
もどかしい気持ちはありましたが、ありがたく保険を使わせていただこう…という結論に至りました。
この日はたまたま生理初日だったので、血液検査でホルモン値を測定しました。
10日後に卵胞チェックの予約をして、初診は無事に終了しました!!
まとめ
KinderwunschPraxisを初めて受診するまでの流れは、以上です。
KinderwunschPraxisでは、夫がいるときはドイツ語で説明があり、後ほど夫が私に英語で内容を説明してくれます。
私1人で受診した際は、先生と一部のスタッフは英語で話してくれます!
私はドイツ語はA2レベルですし、英語も胸を張れるレベルではないのですが、今のところ通院はなんとかなっています。
ですが、結局書類系が全てドイツ語なので、やはり異国の地での病院通いは現地人の協力がないとなかなか厳しいな~という印象です。
(ちなみに10月よりドイツ語学校にオンライン通学します)
次回は初診以降の通院の流れをご紹介したいと思います!
コメント
こんにちは。
ちょっと昔のブログでしたが、参考に読ませていただきました。
私は昨日産婦人科兼不妊治療センターへ行って、人工授精に進みましょうという話になりました。
体外受精の話もちらっと出ましたが、6,000~7,000ユーロだと言われました。これって高すぎませんか?笑
ドイツの病院の予約の取りにくさもストレスですよね。。。なるべくポジティブに頑張ろうと思っていますが。。。
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
体外受精高いですよね…
私はシンガポールでも不妊治療をしたのですが、1サイクル300万円以上かかりました(汗)
不妊治療が成功されますよう、心より願っております!