こんにちは~!
あやみの夫は日本大好きドイツ人!
日本での不動産購入に興味があるらしく、話の流れで事故物件の話題が出ました。
「事故物件」そのものは明るく楽しいテーマではないですが、日本人とドイツ人では事故物件に対する考え方が全然違っておもしろかったので、記事にしてみました!
※注意事項(というほどでもないですが…)※
私が得たドイツでの知識・情報源は、基本的に夫や友人たちです。
当然、全ドイツ人が夫と同じ意見・価値観ではありませんし、偏っていることもあるかもしれません。
ですので、タイトルに書いてある通り【雑談】として、暇なときに話半分に軽く読み流す程度でお願いいたします♪
ドイツ人から見た事故物件
事故物件とは
改めて説明する必要はないかもしれませんが…
事故物件とは、以前に入居者が亡くなったことがある物件のことです。
(周辺に反社会的な施設があったりする場合も該当するようですが、今回は過去の入居者が亡くなっている物件のことを「事故物件」としております)
物件を探しているときに、家賃相場と比べてやたらと安かったり、物件紹介の備考欄に【告知事項あり】という記載があったりするものに出会ったことはありませんか?
そういった物件には心理的瑕疵があるので、日本人は基本的には避けますよね。
告知義務があったり、色々と不動産取引におけるルールが定められているのも、日本では気にする人が多いということの現れだと思われます。
ドイツでは
結論から言うと、夫は「そんなこと誰が気にするんだ?」という感じでした(笑)
(「日本人って本当に謎」とも言っていたw)
夫と話したことを要約すると、こんな感じです。
■ドイツは自然災害が少なく、古い建物が多いので、ほぼ過去に誰かしら亡くなっている
私が通っていた語学学校の建物は築500年。
確かにそれだけ古ければ、過去に1人や2人室内で亡くなっていてもおかしくないですよね。
■過去に誰か亡くなっていても、今現在の自分には関係ない
が、その後すぐに売りに出て、次の家族が普通に住み始めたとのこと。(今も住んでいる)
過去の入居者に何があったかは、自分には関係ないという考え方のようです。
まぁそう言われればそうであることには間違いないんですけどねぇ…(笑)
■事故物件だからという理由で値下がりすることもない
■そもそも空き物件が少なく、賃貸は争奪戦状態
私たちも引っ越しを考えており、物件情報をマメにチェックしていますが、良い物件は本当に速攻で埋まります。
現在、ドイツでは物件を探すことがとても難しいんです!!!
正直、過去に誰か亡くなっているかどうかなんて考える間もなく応募しないと、永遠に引っ越しできません(笑)
そもそもドイツでは、【物件応募 → 物件見学&大家さんとの面談 → 合格したら入居】という流れなので、そんなことを質問したら不審がられて審査に通らなさそう(笑)
めっちゃ現実的…w(ドイツ人のそんなところが好きだけど)
かと思えば、結構スピリチュアルな人もいるし、知れば知るほど奥が深いドイツ人!(笑)
逆に「なぜ日本人は以前の入居者のことなんて気にするの?」と聞かれて、それはそれでうまく答えられませんでした。
皆さんだったらどう説明しますか?
私は「私たちが今立っているまさにこの場所で、もし前の住人が亡くなっていたとしたらどう思う?」と夫に言ってみましたが、「…で???(← 日本語)」と言われて終わりました(笑)
まとめ
不動産関連は全く分かりませんが、もし賃貸オーナーになるとしたら、ドイツよりも日本で物件を所有する方がリスクが高そうだと思いました。(両国での税金や法律云々は分からないので、その他の面での話)
ドイツ人は事故物件かどうかは気にしないようですし、室内の状態やメンテナンスの具合にも依るとは思いますが、築数百年でも物件の価値が下がりませんしね…
むしろヴィンテージハウスのような古い物件に住むことはステータスになるそうなので…
ちなみに事故物件について夫の友達にも聞いてみましたが、気にしないというか気にならない/なぜそれを気にするのか分からない/事故物件という概念がない、という反応でした。
もちろん凄惨な有名事件の現場等であれば、ドイツ人でもまた捉え方も違うかもしれませんが…
そういえばイギリスでは、中世の幽霊が出るお屋敷は価値が上がると聞いたことがあります。
当たり前ですが、国が違えば考え方も違うんですね~!
日本人は宗教色は薄いですが、ゲン担ぎや縁起の良し悪しを気にする国民性なのかもしれないですね。
こうやって他国のことを知り、改めて日本について考えることができるのが、国際結婚の楽しいところです!!
それではまた♪
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