ドイツの妊娠検査薬

不妊治療

こんにちは!
不妊治療をしていると、妊娠判定日まで落ち着かず、検索魔になってしまいませんか?
私もまさにそうで、毎日そのことばかり考えて、色々な不妊治療ブログを見てばかりいました(汗)
着床や妊娠超初期の症状なんて完全に人それぞれですし、「こんな症状があったから妊娠しているハズだ!」と言えるわけでもないのは分かってはいるんですけどねぇ…

9/21(水)がKinderwunschPraxisでの妊娠判定日でしたが、結果として『陽性』判定をいただくことができました!!!!!!(未だに信じられない…)
ですが、実は妊娠判定日前に自分で妊娠検査薬を試し、陽性を確認していました。
本記事では、ドイツで妊娠検査薬を使ってみて感じたことをお話しします!

※途中、妊娠検査薬の画像が出てきます。
 不快に思われる方は、この先は読まれないようにお願いいたします。
 
 

ET・BTとは?

高度不妊治療をされている方のブログでよく見かける「ET1」「BT3」等の文字。
なんとなくふんわりとしか意味を認識していませんでしたが、本記事の執筆をきっかけに調べてみました。

■ET:体外で2~3日間培養した初期胚移植(Embryo Transfer)の頭文字
■BT:体外で5~6日間培養した胚盤胞移植(Blastocyst Transfer)の頭文字


とのことで、「ET+数字」は初期胚・「BT+数字」は胚盤胞を移植して何日目かを表しているそうです。
私は今回5日目の胚盤胞を移植したので、「BT」ですね。
 

妊娠検査薬

ドイツの妊娠検査薬

日本で妊娠検査薬といえば、生理予定日1週間後から使える50mIU/mlのタイプが一般的ですよね。
生理予定日1週間後まで待つなんて、せっかちな私には到底無理!(笑)
ドイツでは、50mIU/mlの妊娠検査薬は見かけませんでした。

日本では早期妊娠検査薬にあたる25mIU/mlのものが、ドイツでは普通の妊娠検査薬にあたるようです。
逆に日本では10mIU/mの妊娠検査薬は見かけませんよね。

10mIU/mlの早期妊娠検査薬は生理予定日6日前から使えます。
が、20mIU/mlのものは生理予定日5日目から、製品によっては生理予定日6日前から使用可能と書いてあります。
10mIU/mlと20mIU/mlの差はほぼないということですかね…?w

また、ドイツの25mIU/mlのものは、生理予定日4日前から使用開始推奨と書いてありました。
日本では同じ25mIU/mlでも生理予定日当日から使用可能とのことです。
何が違うのだろうかwww

イメージ的に、両国での妊娠検査薬の区分はこんな感じなのかな~と思いました。

日本・ドイツの妊娠検査薬
  ■日本
    妊娠検査薬  :50mIU/ml(生理予定日1週間後~)
    早期妊娠検査薬:25mIU/ml(生理予定日当日~)

  ■ドイツ
    妊娠検査薬  :25mIU/ml(生理予定日4日前~)
    早期妊娠検査薬:10mIU/ml・20mIU/ml(生理予定日5・6日前~)

10mIU/ml・20mIU/mlのものは生理6日前から使えると謳ってはいますが、実際に使ってみたところ、BT5では陰性でしたし、BT6では線は出ても気のせい?レベルに薄かったです。
が、どんなに薄っすらとでも線が出れば陰性ではないので、それだけでも知ることができます!
ただ、早く検査をすることで、本来であれば知らずに終わるはずの化学流産を知ってしまうこともあるので、フライングすぎる検査も良し悪しありますね。

また、妊娠検査薬は安価な紙タイプと、高価なプラスチックタイプがあります。
私の場合は、比較のためも兼ねて「紙:10mIU/ml」「紙:20mIU/ml」「プラスチック:10mIU/ml」の3種類を買ってみました。
 

ドラッグストアに売っている妊娠検査薬

ドラッグストアにプラスチック製の妊娠検査薬が売っています。
プラスチックタイプは値段が結構するので、なかなか毎日フライング…というわけにはいきません。


Clearblueは、日本でも使われている有名な妊娠検査薬ブランドですね!
この写真にはない製品もありますので、Clearblueの公式サイトを見てみてください。

今回私は写真の左から2番目『Clearblue Ultra Früetest(10mIU/ml)』の2本入りを買ってみました!
2回使ってみた結果は、以下の通りです。

だいぶ時間が経ってから撮影したので、線がかなり薄くなってしまいました。
実際は、使用直後はどちらももっと濃く出ていました。

感度10mIU/mlの割には、BT8の時点で線が薄かったので心配でしたが、BT10で確実に濃くなっていることが確認できたので、一安心です!
 

Amazon.deで売っている妊娠検査薬(紙タイプ)

■‎One+Step
私が最初に購入した妊娠検査薬は、『One+Step(10mIU/ml)』です。

以前買ったものが家にあったので、そのまま使いました。
ちなみに私が購入したのは、排卵検査薬×50+妊娠検査薬×20のセットです。

生理予定日6日前から使用可能とのことですが、私がBT5に試したときは完全に陰性で、BT6では写真にも映らない、ほぼ幻覚と疑いたくなるレベルの極薄線でした。
最初は「感度10mIU/mlなのにこれだけ線が薄いなんて、hcg全然出てないんじゃ…」と、化学流産の不安が頭をよぎりました。(フライング検査の悪い面ですね)
ですが、実際は線の濃さは製品によっても異なりますし、One+StepのAmazon.deの購入者レビューを見ると、
・謳っている感度10mIU/mlの割には線が薄く、生理予定日が近づいてもなかなか濃くならない
・結局、生理予定日当日から使った
・他の妊娠検査薬ではもっとハッキリ陽性が出た

等の意見も多く見られたので、その後濃くなっていけば過剰に心配しなくてもいいのではと思いました。

ちなみに感度10mIU/mlのものに限らず、中国製の紙タイプの妊娠検査薬は、反応が悪く線が薄いことが多いようです。
ですが、陰性の場合はどんなに目を凝らしても一切何も見えず、時間が経っても蒸発線かな?と迷う隙もないほど真っ白なので、薄っすらとでも線が見えたらとりあえず陰性ではないことは確認できると思います。


■Femometer
ClearblueとOne+Stepがどちらも10mIU/mlだったので、他のものも試してみたいと思い、Femometerの妊娠検査薬(25個入り)も購入しました。

Femometerはルナルナのような生理・妊活管理アプリです。
排卵検査薬・妊娠検査薬の写真をアップロードすると、各ホルモンレベルがどのくらいか%で表示してくる機能もあります。
KinderwunschPraxisに通う前に実際に使っていましたが、写真をアップロードして結果を見るのが楽しくて、毎日マメにやっていました(笑)
アプリは一応日本語対応もされているのですが、かなり怪しいですw

こちらはそのFemometerの妊娠検査薬で、感度は20mIU/mlです。
製品の説明では、生理予定日6日前から使用可能と書いてあります。
BT9から使い始めましたが、One+Stepの3分の2くらいの濃さの線が出ました。
 

フライング検査の結果

検査薬を使用してからかなり長いこと放置してしまいましたが…
BT5~BT22のフライング検査結果を載せます!
赤丸がついているBT11が、クリニックで正式に陽性判定が出た日です。

ご覧の通り、BT11になっても判定線が終了線より薄い!
ちなみにKinderwunschPraxisでの妊娠判定の血液検査の結果、hcg229でした。
hcgは至って標準的な数値とのことなのに、それでも早期妊娠検査薬の線はこんなに薄い…
もう少し濃く出てくれてもいいのでは…(汗)
やはり中国製の紙タイプの妊娠検査薬に関しては、線の濃さに一喜一憂する必要はないかもしれません。
 

まとめ

私はあくまで素人ですが…
本記事でお伝えしたかったことは、妊娠検査薬の線の濃さは製品によってはあまり気にする必要はないのではないか、ということです。(特に中国製の紙タイプ)
個人的には、徐々に線の色が濃くなっていっていることが大事なのかなと思いました。

辛い不妊治療…全てのことに一喜一憂してしまうものですが、妊娠検査薬の線の色が薄くて悩んでいる方の参考になれば幸いです。

それでは!

コメント

  1. Mari says:

    イタリア在住で不妊治療中です。海外の妊娠検査薬の比較参考になります!
    その後無事にご出産されましたでしょうか?

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