かーなーり時が経ってしまいましたが…5/21(日)、38w2dで娘を出産しました!!!
記憶を辿り辿り、妊娠中のことを順番にブログに書いていましたが、全然追いつかないまま出産の日を迎えました…w
ブログの順番は前後しまくりますが、育児の忙しさで記憶が薄れないうちに、ドイツでの出産のことを記事にしようと思います!(もう既に記憶が曖昧になりつつありますが…汗)
長くなりそうなので、前半と後半に分けて記事にしようと思います。
自宅にて、突然の前期破水!
5/20(土)、私たちはStuttgartにラーメンを食べに行こうと話していました。
出かけるのは夜の予定だったので、それまで昼寝でもするか~と、出産&授乳用に購入したパジャマ姿でベッドでゴロゴロしていたところ…
ん~~、なんかお腹が変??
でも痛みというよりは違和感みたいな謎な感覚でしたし、胃の辺りだったので、陣痛とかではないよな~まだ38w2dだしなぁ〜とあまり深く考えていませんでした。
一応夫に報告すると、
今夜、ラーメン食べに行くのはやめておこう。
Stuttgartはそんなに近くはない(車で50分程度)し、良い選択とは思えない。
と、ごもっともなご意見。
私は無性にラーメンが食べたかったので正直かなり残念で、往生際悪く「夜までには治まりそうだし、そしたら行けるかな〜」などと考えていましたw
その後、相変わらず痛くはないものの、謎な感覚が続いていたので、なんとなく四つん這いの姿勢をとってみました。
すると、自分の体内から、思いっきりブチィッ!!!という音と共に何かが破裂し、水が漏れ出す感覚が…
漏れてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!
破水だー!!!!!!
夫が即大学病院に電話したところ、
なるべく横になった状態で、すぐに来てください!
と、言われました。
私には、この時の夫はとても落ち着いているように見えており、「さすが夫!いつも冷静で頼りになる〜」なんて思っていましたが、内心かなり焦っていたそうです(笑)
いつ生まれてもおかしくないから心の準備はできていたつもりだったけど、当時の僕はどんな感じで出産が始まるのか、ちゃんと具体的にイメージしきれていなかった。
だから、いざ破水したときは超焦ったよ!(後日談)
羊水がまさに文字通り「ジャーッ!」という感じで大量に流れ出てくるので、夜用ナプキンをつけ、入院準備グッズをまとめておいたスーツケースを持って、パジャマ姿で車で30分弱の大学病院へと向かいました。
いざ、大学病院へ!
大学病院に向かうまでの車内では全く痛みはなく、
もしかして私って、出産あんまり痛くない人だったりして…♪
なんて余裕ぶっこいてアホな想像をしていましたが、まぁそんなわけはなかったですw
助手席をMAXリクライニング状態にし、可能な限り横になりながら、家族と大事な友人たち数人にLINEで報告し、夫と「ドキドキだね〜」などと話しながら病院に行きました。
病院に到着!陣痛室へ…
病院に到着し、受付で状況を説明すると、すぐに産科へ行くように言われました。
産科の入り口にいた看護師さんに破水したことを説明すると、自力で歩けるか聞かれ、Ja!と答えると、そのまま陣痛室へ案内されました。
陣痛室はリクライニングベッド・椅子・小さいテーブルが置いてあるだけの味気ない部屋で、そのままベッドに横になるように言われ、モニターをお腹に巻かれました。(この時はまだ全然余裕で、ベッドの上でピースしている写真が残っていましたw)
少しすると看護師さんが子宮口のチェックに来てくれました。
指で子宮口を確認されたのですが、このとき地味に痛くて出血しました…
子宮口は今、2cm開いてるね!
まだ余裕あるうちに何か食べておいた方がいいから、夕食を持ってくるね!
そしてこちらが悪名高い(?)ドイツの病院食だ!!!!!!
ドイツ在住の皆さんのブログを拝読していて、ドイツの病院食がヤバイということは頭にあったのですが、いざ目の前にすると笑ってしまいましたw
パンに対して、塗る系の量がおかしくないか…
いや、これマジでいい方だから。
僕が手術で入院した時、これよりもっと酷かったから。
夕食は私の分だけだったので、申し訳ないと思いつつも、とりあえず夫に林檎だけあげて、残りは私1人で食べました。(キンキンに冷えたトマトが美味しかった)
ちなみにこの辺りからまあまあな痛みが周期的に来るようになり、痛みが去っては食べ、また痛みが来ては食べるのを中断し…を繰り返していました。
どんどん痛くなってくる…!とにかくひたすら呼吸に全集中…
無事に食べ終え、横になっていましたが、痛みがどんどんどんどん強くなってくる…!
もう夫と冗談を言い合う余裕は全くありません。
四つん這いになってみたり、正座してみたり、立って歩いてみたりしましたが、どれも変わらず結局痛いので、大人しく横になりました。
夫に尾てい骨の辺りを押してもらいましたが、それも効果があったのかは不明ですw
出産に関しては私はド素人なので、コツだのなんだのお伝えできる立場にはございません。
とりあえず妊娠中にYouTubeで色々な助産師さん(日本人)の動画を見漁り、自宅でいきみ逃しの呼吸法をイメトレしまくりました。
今こそ実践の時だ!!!!!
とりあえず私の頭の中にあったことは、
◾️鼻から大きく息を吸い、口から細〜く長〜く吐く(実際は苦しすぎて鼻から吸うのは無理でした)
◾️いきまない
◾️叫ばない
の3点でした。
YouTubeで助産師さんが、
子宮口が全開になるまでは、いきんだり叫んだりするのは体力を消耗するだけで全くの無駄ですよ〜
と言っていたからです。
何を隠そう、私あやみは無駄なことが大大大嫌いです!w(まぁ好きな人いないかもしれませんが)
超ド級の面倒くさがりなので、とにかくできる限り無駄や手間を排除したいのです。
会社員時代も、いかに無駄を省いて効率化し、楽をするかしか考えていませんでしたw
もちろんこの時も、長丁場の出産で無駄に体力を消耗するのなんて絶対に嫌だったので、一切いきまず、叫ばず、とにかくイメトレしたいきみ逃しの呼吸法に集中しました。
しかし、当然めちゃくちゃ痛い…
むしろ痛すぎて叫ぶことすらできないんだが…逆に叫べる人すごくないか??
しばらくすると看護師さんが様子を見に来て、夫と何か会話した後、点滴をしていきました。
痛いし難しいドイツ語分からないし、もはや何の点滴をされているのかすら分からず、されるがまま状態。
これは生理食塩水の点滴だって!
私の代わりに全ての対応を任せられる夫、申し訳ない…
生理食塩水の点滴が終わってしばらくすると、再度看護師さんが来ました。
安全性が高い代わりに、正直全然効果はないらしいけど、痛み止めの点滴したいか?だって!
お願いします!!!!!!!!!!!!!!
痛すぎたので即答しましたが、この痛み止めの点滴はマジで効果ありませんでしたw
その後、もう耐えられないレベルまで来たので、ナースコールを押して看護師さんを呼びました。
笑気ガス…
笑気ガスね、OK!
分娩室空いたから、移動しましょう!
笑気ガスどころか出産の流れを全然理解していなかったので、笑気ガスは陣痛室に持ってきてもらえるのかと思っていましたが、分娩室に移動して使うものだったみたいです。
タイミングよく分娩室が空いたので、徒歩で部屋を移動して笑気ガスを使えることになりました。(もし分娩室が空いていなかったら、我慢するしかなかったのか…?怖)
分娩室は徒歩1分くらいだったので、痛みが引いたタイミングで、夫と看護師さんに支えられて歩いて行きました。
まとめ
出産体験記 前半はここまでとなります!
臨月なので、いつ生まれてもおかしくはない状態ではありましたが、自分的には想定外の油断しまくりなタイミングでの前期破水となりました。(ラーメン食べに行かなくて本当に良かった)
しかし、自宅で陣痛に耐えながら、「◯分間隔になったら病院に電話して〜云々」というのも大変そうだな〜なんかイマイチよく分からないな〜と思っていたので、前期破水からの始まりは、ある意味分かりやすかったです…
後半は、分娩室移動後からのことについて書こうと思います。
いよいよ待ちに待った我が子との対面です!!!
それでは〜!
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