ドイツで不妊治療!胚移植の流れ

不妊治療

採卵から5日目にあたる 9/10(土)に新鮮胚盤胞移植を行いました。
その時の流れを本記事でご紹介します。
 

体外受精に関する過去記事はこちら!
  ■ステップアップするための手続きについて   
  • ドイツで不妊治療!高度不妊治療にステップアップ!必要な手続きとは?

  •   ■排卵誘発について   
  • ドイツで不妊治療!体外受精周期開始!排卵誘発の流れ

  •   ■採卵について   
  • ドイツで不妊治療!採卵の流れ

  • 移植日決定

    受精結果についての電話連絡があった際に、移植日は胚の成長具合によって変わるので、正確な日付は当日になるまで分からないと言われていました。
    結果、9/8(木) 8:00に電話があり、受精卵3個の成長具合が良好なので、このまま胚盤胞まで培養を続けるとのこと!
    即家を出られるように夫と待機していましたが、移植は採卵から5日目にあたる9/10(土)に延期となりました。
     

    移植当日

    移植の流れ

    その後は特に連絡はなく、移植日 9/10(土)を迎えました。
    移植キャンセルになる場合は朝8:00頃に電話があるはずなので、電話が来ないということは移植決行=最低1個は胚盤胞まで到達したということです!!
    予定通りに夫と病院に向かいました。

    移植を行ったのは、いつもの担当医とは別のドクターと、2人の培養士さんたちでした。(全員女性)
    ドクターが実際に移植を行い、培養士さんのうちの1人が私のお腹の上に超音波装置を当て、もう1人は培養ルームらしきところにいました。
    いつもの通りに内診台に座ると、口頭で本人確認をしてから、手際良く何やら装置が入れられました。
    お腹の上から当てた超音波装置の内容がモニターに映し出され、それを見ながら適切な場所に移植していきます。
    移植した瞬間に、白い丸がちょこんと置かれるのが見えました!

    かなりビビッていたのですが、移植自体は10分程度で痛みも全くありませんでした!
    移植が完了したら、下記の内容が記載された書類を渡され、終了です。
    ・今回移植した受精卵の写真
    ・精子の結果
    ・妊娠判定日
    ・薬の詳細
    ・移植後にしていいこと/しない方がいいこと

     

    移植後にしていいこと/しない方がいいこと

    書類に記載してあった内容を共有します。
    普通に過ごしていれば大丈夫そうですね!

    ■移植後にしていいこと
    通常通りの生活を続ける
    仕事に行く
    旅行に行く
    スポーツをする
    飛行機に乗る
    乗馬をする
    スキーをする
    重い物を持つ
    セックスする
    プールに行く
    サウナに行く
    髪を染める
    解熱・鎮痛薬を飲む(イブプロフェン、パラセタモル)
    コーヒーと紅茶を適度に飲む

    ■移植後にしない方がいいこと
    × 喫煙する
    × 飲酒する
    × レントゲンを撮る
     

    培養結果の詳細

    この日、3つの受精卵の詳細について説明がありました。

    ・1個目 ⇒ 胚盤胞まで育たず
    ・2個目 ⇒ 採卵から5日目で胚盤胞に到達  今回移植した新鮮胚盤胞
    ・3個目 ⇒ 翌日まで延長培養し、結果が良好であれば凍結

    3個目については、この日は土曜日だったので、9/12(月)に電話で培養結果を報告すると言われました。
    結果としては、残念ながら3個目は成長せず廃棄となりました。
    今周期の体外受精では、新鮮胚盤胞1個移植で終了です。
     

    受精卵のグレード

    私が通っているKinderwunschPraxisだけなのか不明ですが、胚盤胞のグレードを教えてもらえませんでした。(グレードという概念がない?)
    詳しくは分からないのですが、日本だと培養した胚盤胞に細かく「4AB」等の評価がつきますよね。
    グレードがいい方が妊娠率が高くなるので、私もドキドキしながら胚盤胞の詳細を待っていました。
    …が、この日もらった書類には説明は一切なし!
    胚盤胞の写真だけ見ても何も分からず…

    培養中だった残りの1個の胚盤胞の結果について電話が来た際、夫が胚盤胞のグレードについてなど色々質問してくれましたが、やはり特にそういった評価基準のようなものはなさそうでした。
    ですが、培養士さんが「今回移植した胚盤胞は、まるで教科書に載っている見本のような、文句なしの素晴らしい育ち方でしたよ」と言っていたそうです。
    私はお世辞じゃないか…と思ったのですが(ネガティブw)、夫は「訴えられる可能性があるから、医療機関は絶対に事実と違うことは言わない」と言っていました。
    グレードは不明という結果になりましたが、12個中たった1個生き残った受精卵を信じたいと思います!
     

    新しく『ASS 100』を飲むように言われました。

    口頭では「今日(移植日)から」飲むように言われた気がしたのですが、渡された書類上では「妊娠判定が陽性であることを確認してから」と書いてありました。
    その場でちゃんと確認しなかった私が悪かったのですが、土曜日だったので後から確認することができませんでした。
    結果、自分のドイツ語力より書類を信用して飲まなかったのですが、月曜日電話で確認したところ、「移植日から毎日飲むように」と言われました。
    じゃああの書類に書いてある内容、間違ってるやん…www

    ちなみにこの薬は「低用量アスピリン」で、血液をサラサラにして不育症を防ぐようです。
    現状では着床に効果があるかはハッキリしていないそうで、移植日から飲むか妊娠結果を確認してから飲むか、まぁそれについてはあまり違いはなさそうでした。(※あくまで私が調べた限りは…です)
    移植日から飲むようにとのことなので、とりあえず月曜日から服薬開始しました。

    今回移植を担当した女性はかなり速いドイツ語を話す人だったので、とても大変でした。
    分からなくても適当に流してしまうのは、日本人の悪い癖ですよね…
    何度も聞きまくるのって迷惑な気がしてしまってw
    ですが、大事なことですし、不安になるくらいなら、次回は分からないことはちゃんとクリアになるまで質問しようと思いました。 
     

    まとめ

    日本では採卵周期には移植せず、全胚凍結して翌月移植することが多いと思います。
    そうすると排卵誘発で乱れたホルモン値や体の調子が整うので、結果として凍結胚の方が新鮮胚より妊娠率が高いんですよね。(違ったらすみません)

    私が通っているKinderwunschPraxisでは採卵した周期に新鮮胚を移植するのが当たり前のようで、移植しなかった余剰胚を凍結という感じでした。
    少しでも確率が高い方がいいのですが、国が違うのでなんとも言えず…
    日本は凍結技術が優れているらしいのですが、ドイツも同じかは分かりませんし、何か新鮮胚移植が当たり前な理由があるのかもしれません。
    結局は自分の担当医を信用するしかないですね。

    妊娠判定日は9/21(水)となりました。
    もし今周期妊娠していなかった場合は、次回は顕微授精を行う予定です。
    次回の採卵までは2周期あけた方がいいと言われたのですが、ネットで調べるとそんなに間隔をあける必要はないという意見も多いようなので、1周期でいいか担当医と交渉してみます。
    現在、痛みはないですが、下腹部は風船のようにパンパンですwww(なぜか体重は若干減った)

    まずは移植した受精卵で無事に妊娠できることを信じようと思います!
    それでは!

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