ドイツで妊娠!<5w2d>エコー 胎嚢が小さすぎる…?!

妊婦健診

9/21(水)にめでたく妊娠判定陽性が出た後、5w2dにあたる9/29(木)に、初回の胎嚢確認に行くことになりました。
かかりつけの婦人科医がホリデー中だったため、特別にKinderwunschPlaxisでお願いすることに!
ここが一番辛い時期でした…
 

胎嚢が見えたけど…小さい!!!?

私が通っていたKinderwunschPlaxisは、本来は血液検査で妊娠判定陽性が出た時点でクリニック卒業となります。
そこからはかかりつけの婦人科にかかり、妊婦検診等をしていくことになるのですが、私のかかりつけ医はホリデー中…
ということで、KinderwunschPlaxisに電話し、事情を話して特別にチェックをお願いしました。

これまでの卵胞チェックと同様に、朝7:00〜8:00の時間帯にエコーをしに行きました。
担当してくださったのは、これまでお世話になった院長ではなく、初めましての女医さん。
経膣エコーを当てると、真っ黒な袋が!(中身は何もなし)

妊娠の初期だね〜!
胎嚢は5.9mmだよ!
来週も来てね~

とのこと。
そのときは「へぇ〜、そうなんだ…?」でクリニックを後にしました。

…しかし!!!!!!
帰ってからインターネットで調べてみると、5w2dで5.9mmって…
めちゃめちゃ小さいじゃないか!
5w2dの胎嚢の平均サイズは9〜10mmとのことなので、半分くらいの大きさしかない…
これって大丈夫なの…?
この瞬間から、不安で居ても立っても居られない日々が始まりました(汗)

オンライン医療相談で言われた衝撃の一言…!

海外在住だと、言葉や文化の壁のせいで、なかなか100%を理解して不安を解消するのは難しいですよね。
特に医療系は単語も難しいですし…
なので、私は日本人医師にオンラインで相談できるサービスを利用しています。

早速、以前からお世話になっている日本人の婦人科の先生の予約を取り、今回の件について相談しました。
その先生に言われたことは…

この時期に胎嚢がこのくらいの大きさの場合は、ほぼ流産という結果になっていますね〜

やっとここまで来たのに…長年かかって初めて陽性反応を見たのに…やっぱりダメなのか…と、落胆でオンライン診療中に涙を堪えるのが大変でした。
正直、まだ妊娠できたという実感は全然なかったので、子供を失う悲しさや流産という事実よりも、不妊治療という出口の見えないトンネルをまた歩かないといけないのか…という気持ちの方が大きかったです。
受精卵のストックもありませんし、治療は1からです。

この時はショックではありましたが、言葉を濁さずに、率直に言ってくださる先生なので、逆にありがたかったです。
 

夫と話したこと

インターネットで調べたこと、オンライン診療で医師に言われたことを、夫に話しました。
私が泣いて八つ当たりしながら、胚移植時にKinderwunschPlaxisで渡された受精卵の写真入り資料を投げつけたりしたので、夫はとても悲しそうな顔をしていました…(本当に申し訳ない…)
夫は「KinderwunschPlaxisの医師は流産するなんて言ってなかっただろう!実際に診察したわけでもない人間の言うことを信じるな!MumもOmaも、みんながこの受精卵のために祈ってるんだ!なぜそんなにすぐに諦めるんだ!僕は絶対に諦めない!」と少し泣いていました。

ちなみにこの日はOmaが夕飯をつくってくれたので、義両親の家にお邪魔しました。(義両親と義祖父母は同居中)
Omaに私たちが元気がないことをすぐに見破られたので事情を話しましたが、Omaは「大きさなんて関係ないわよ〜!次回までに成長してるかどうかが重要なの!」とあっけらかんとしていて、少し救われました。
 

検索魔の日々…見つけた希望!

引き続きインターネットで色々と検索し、似たような状況の人々の情報を漁りまくっていました。
やはりほとんどは「その大きさでは無理だろう」「似たような大きさだったが流産した」といった内容でしたが、こちらの記事を見つけました。

実際には妊娠中の発育は個人差が大きいのですが、意外と知られていないのは、体外受精児の妊娠初期の発育は、自然妊娠のそれと比べて数日程度(筆者の個人的な主観だと3~4日)遅めに見えることが多いことです。体外受精児が小さいというよりも、週数算定上の差なのかも知れません。

ちゃんととったデータではありませんが、現場の実感としては、胎嚢(GS)の大きさは5週2日で3~4mmあれば十分順調であり、心拍は6週では見えないことは少なくなく、7週で初めて見えることも少なくありません。7週始めで頭殿長(CRL:赤ちゃんの座高)が数mmあって心拍が確認できれば十分に出産まで行ける可能性があります。

リプロダクションクリニック東京 公式ブログ 『体外受精と妊娠初期の経過

この記事を読んで、衝撃を受けるほど嬉しかったです。
体外受精の受精卵の発育は遅めなんだ!5w2dで5.9mmしかなくても、まだ希望はあるんだ!日本の有名不妊治療クリニックの先生が言ってるんだから、信憑性がある!と、一筋の光が見えた気分でした。
私はこちらのクリニックにお世話になったことはないですが、この記事のおかげで前向きになれたので、とても感謝しています…!

他にも『”体外受精の受精卵の約40%は、8週目までは自然妊娠の受精卵より小さい”という論文がアメリカで出ている』という記事も見つけました。(今探したのですが、見つからず…)

以上の結果から、「体外受精の受精卵は小さいという事実がまだ充分知れ渡ってないから、みんな大きさだけ見て流産!流産!言うんだろう」と、素人ながら勝手に結論を下しました。
もちろん次回の検診まで不安が消え去ることはないですが、前向きになれる情報を信じた方が精神的にも良いので…
それに、夫の言う通り、実際に診察したKinderwunschPlaxisの医師は何も言っていなかったので、まずは信じて次回の検診を待つことにしました!!
 

まとめ

5w2dの初回のエコーは、残念ながら雲行き怪しい結果となりました。

不妊の妻をもらってしまった夫に申し訳ない…(もちろん交際時に伝えてはいましたが)
もっと若い女性と結婚していたら、夫にはまだまだ時間があったのに…
12個中たった1個、受精障害を乗り越えた受精卵もダメだったか…
等、毎日考えて落ち込んでいましたが、夫はいつも「君との子供だから欲しいんだよ」と言ってくれました。

この時は、夫・義家族・両親・遠く離れたニュージーランドに住む親友に、本当に助けられました。
感謝してもしきれません…!

今後の記事では、その後どうなったか更新していこうと思います。
それでは!

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