『足が短い』は悪口ではない…?ドイツに来て驚いたこと

雑談

『スタイルがいい』と聞いたら、どんな人を思い浮かべますか?
足が長い・顔が小さい・姿勢がいい・細いけどメリハリがある…だいたいこんな感じではないですか?

もちろんある程度『良いスタイル』に対する世界共通の認識が存在するとは思うのですが、国が違えば褒め言葉が褒め言葉になっていなかったり、その逆もまた然り…?
今回は私がドイツに来て驚いた経験をお話しします!

店員のおじさんが夫に放った(私にとっては)衝撃の言葉

ドイツに来て初めての夏、スポーツバイク好きの夫と共に自転車ショップに行きました。
数軒ショップを覗いたのですが、そのうちの1軒が、店員さん全員「スポーツバイクが大好き!」なプロフェッショナル集団オーラが滲み出ていてイイ感じ!
夫も「この店で買いたい!」と、気に入った様子でした。

私たちを担当してくれたのは、スポーツバイクに対する愛と知識溢れまくりな、良さげな感じのおじさん。
私は当時、ドイツに来たばかりでまだドイツ語は全く分からなかったので、おじさんと話す夫の横で静かにしていました。
しばらくしておじさんが一旦離れた際に、夫がおじさんに言われた内容を通訳してくれました。

夫

僕は背が高いけど股下が短くて足が短いから、あっちにあるバイクがオススメらしい!
今持ってきてくれるって!

へぇー、そうなんだ!…………って、、、え!?
いやいやちょっと待ってよwwと言う間もなく、おじさんがバイクと共に戻ってきたので、その時はそれ以上深くは聞けずに終わりました。
 

『足が短い』って悪口じゃないの…?

ショップを出た後、本当に店員さんが「あなたは足が短いから」と言ったのか、改めて夫に聞いてみました。
しかし夫は「そうだよ、それがどうしたの?」と、全く意に介していない様子…

日本で店員さんが、

お客様は股下が短くて短足でいらっしゃるので、こちらの商品がオススメですよ♪

なんて言ったら、大クレームですよね!?(笑)

私

足が短いって、日本では結構なレベルの悪口だよ!
「あなたスタイル悪いですね」って言ってるのと同じだからね。
足が短いモデルなんていないでしょ!?

夫

いや、別に僕モデルじゃないし。
足が長すぎたって変じゃないか。
大事なのはバランスでしょ!
僕はバランスがとれてるからいいのさ!

いやいや…どこまでポジティブ野郎なんだ、夫よ!!!(笑)
国が違えば褒め言葉や失礼な表現が異なるのはもちろん分かりますが、私は足は長ければ長いだけ良いのは世界共通だろうと思っていたので、この件はわりと衝撃でしたw
同時に「夫がポジティブ野郎なだけで、他のドイツ人は違うのでは…?」と思い、他のドイツ人にも聞いてみましたが、

友人A
友人A

「足が短い=スタイルが悪い」ってことなの?
そりゃまた日本では随分ダイレクトな意味になるんだね(笑)

友人B
友人B

日本では足が短いって失礼な表現なの?……へぇ~…?

といった感じで、みんな特にピンときていない様子でした。
私の周囲での話にはなりますが、ドイツでは「足が短い」は悪口ではないようです。
(じゃないと、あの店員のおじさんがヤバイ人すぎるw)

ちなみに私は『THE 日本人!』なド短足体型なので、短足がマイナスポイントにならないのはありがたい限りですw
夫は特別足は長くはないですが、かといって改めて指摘されるほど短くもないけどなぁ!?(笑)
…とまぁ、色々と驚いたと同時に、文化の違いを実感した出来事でした。
 

まとめ

そういえば、服を試着していた時、店員さんが他の試着中のお客さんに向かって、

あなたにはそれは似合ってないよ!
絶対こっちにした方がいい!

とアドバイスしているのを見たこともあります(笑)
日本人だったらもう少し(だいぶ?)オブラートに包むだろうな~と思いましたw

日本とドイツの文化の違い(と言ったら大袈裟かもですが)を体感できるのは、とても興味深いです!
逆に、こちらが褒めているつもりで言ったことが、別に褒め言葉になっていない程度ならまだしも、変に失礼な表現になっていたらコワイな~!とも思いました。
やはり見た目については触れないのが1番無難ですね…!

ということで、なかなかそういう機会はないかもしれませんが、ドイツで足が短いと言われることがあっても、特に落ち込んだりクレーム入れたりしなくていいかもしれません(笑)
それでは♪

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